1mを基本寸法とする設計基準のことです。
一般的な「尺モジュール」と比べて約90mm長くなります。
そのため、
(1)廊下や階段、浴室・洗面所、トイレなどのスペースが広くなる
(2)住宅性能評価制度の「高齢者への配慮」5等級(最高等級)が取りやすい、などのメリットがあります。
しかしその半面、
(1)建物の面積が同じだとすると、廊下や浴室等のスペースが広くなる分だけ、居室の面積は狭くなる
(2)和室のデザインが崩れやすい
(3)住宅設備機器・建具等の価格やメンテナンス費用が高い
などのデメリットが指摘されています。